2026年7月26日日曜日

介護を拒む親御様へ お盆の家族会議で、決めておきたいこと


 

「デイサービスには行かない」
「まだ一人で暮らせる」
「老人ホームには絶対に入らない」

親御様が介護サービスや施設入居を拒まれると、心配しているご家族様だけが疲れ切ってしまうことがあります。

お盆は、普段離れて暮らす兄弟姉妹や親族が集まりやすい時期です。ただし、家族全員で親御様を囲み、施設への入居を迫るのはおすすめできません。

「自分の暮らしを勝手に決められた」と感じると、これまで以上に話を聞いてもらえなくなることがあるからです。

まずは、家族だけで現状を整理する

最初に話し合いたいのは、施設へ入居するかどうかではありません。

薬を飲み忘れた日、転倒した回数、食事を十分に取れていなかった様子、同じ商品を何度も購入したこと、詐欺や金銭トラブル、夜間の電話など、実際に起きたことを日付と一緒に書き出してみてください。

「最近、何となく心配」という感覚だけでは、兄弟姉妹によって受け止め方が分かれます。事実を並べることで、今の暮らしをこのまま続けられるのか、冷静に考えやすくなります。

家族が続けられる介護の範囲を決める

誰が通院に付き添うのか。夜間の電話には誰が対応するのか。食事や服薬の確認を毎日続けられるのか。

家族ができることだけでなく、続けるのが難しいことも共有しておきます。介護する側が無理を重ねて倒れてしまえば、在宅生活そのものが続けられなくなるためです。

最初から入居だけを迫らない

親御様が強く拒まれている場合は、小さな選択肢から始めます。

「デイサービスを一度だけ見てみよう」
「食事を兼ねて施設を見学してみよう」
「数日だけ体験して、合わなければ戻ろう」

ご家族様の言葉が届きにくいときは、ケアマネジャーや主治医、信頼している親戚から話してもらうことで、気持ちが動くこともあります。

お盆の家族会議では、すぐに答えを出すのではなく、「何が起きたら次の支援を始めるのか」「そのとき誰に相談するのか」まで決めておきましょう。急な転倒や入院、退院が決まったときにも、慌てずに動きやすくなります。

太宰府市の有料老人ホーム・パールヴィラ太宰府では、親御様が介護サービスや施設入居を拒まれている段階からご相談を承っています。まだ入居を決めていなくても構いません。ご本人様のお気持ちと、ご家族様の暮らしの両方を守れる進め方を一緒に考えます。

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