ラウンジに飾る花を選ぶため、花がお好きで、手入れにも詳しいT様に庭園を見ていただきました。
アガパンサスの葉や株の広がりをじっくり確認されながら、
「株分けは秋ごろがいいよ」
と、職員にひと言。
職員が花を切る様子を見ながら、茎の選び方や、これからの手入れについても丁寧に教えてくださいました。
ご入居者様から教えていただくことがあります
パールヴィラ太宰府での暮らしは、職員が一方的にお手伝いをするだけではありません。
ご入居者様が、これまでの人生の中で培ってこられた知識や経験を、私たち職員が教えていただくこともたくさんあります。
習字が得意な方が先生となり、周りの方に筆の運び方を教えてくださることがあります。
麻雀に詳しい方が、初めて挑戦する方に牌の並べ方を説明されることも。
以前、華道の先生をされていた方に、フラワーアレンジメントを教えていただいたこともありました。
「ここは、こうするときれいよ」
「次はあなたがやってみて」
誰かに教えたり、頼られたりする中で、自然と会話が生まれます。
表情が少しずつ明るくなり、周りの方とのつながりが広がっていくこともあります。
これまで好きだったことを、入居後も続けられる暮らし
施設への入居を考えるご家族様の中には、
「施設に入ったら、これまで好きだったことができなくなるのではないか」
「毎日、職員のお世話を受けるだけの生活になるのではないか」
と心配される方もいらっしゃいます。
けれども、花を育ててきたこと、書道を続けてきたこと、料理や裁縫、麻雀や囲碁を楽しんできたことは、その方の人生の一部です。
介護が必要になったからといって、その経験や得意なことまで失われるわけではありません。
パールヴィラ太宰府では、ご入居者様が教わるだけではなく、誰かに教え、頼られ、力を発揮できる時間も大事にしています。
「自分にも、まだできることがある」
そう感じられる場面が、毎日の張り合いや、人と関わるきっかけにつながることがあるからです。
T様の経験が、庭園に受け継がれていきます
秋になったら、またT様と一緒に庭園を見ながら、アガパンサスの株分けをする予定です。
花を育ててこられたT様の経験が、パールヴィラ太宰府の庭園にも受け継がれていきます。
来年、株分けしたアガパンサスが花を咲かせたとき、
「これは、あのとき一緒に分けた株ですね」
そんな会話ができる日を、今から楽しみにしています。
太宰府市の有料老人ホーム・パールヴィラ太宰府では、介護や生活のお手伝いだけではなく、これまで好きだったことや得意だったことを、入居後の暮らしの中でも生かしていただけるよう心がけています。
ご家族様も、どうぞ施設で過ごされるご本人様の表情や、日々の暮らしをご覧ください。
施設見学や入居についてのご相談は、随時受け付けております。
退院後の生活や、在宅介護に不安を感じている段階でも、お気軽にご相談ください。

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