「うわぁ、懐かしかねえ!」懐かしのゲーム音に、思わず笑みがこぼれたのは要介護5のN様。
このたび、パールヴィラ太宰府併設デイサービスセンターでは、昭和を代表する家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ(ファミコン)」をアクティビティの一環として導入しました。
あの「ピコピコ」音と共に、昭和の記憶がふわりとよみがえります。
■ きっかけは、ご家族のひとことから
「父が昔、孫と一緒にマリオをしていたんです」そんなご家族のお話をきっかけに、スタッフがレトロゲーム機を調達。懐かしのテトリスをはじめ、いくつかの名作ゲームソフト。
スタートボタンを押した瞬間、フロアにはどこか懐かしい空気が流れ、ご利用者様たちの目が一気に輝きはじめました。
■ コントローラーを握って、心が動くひととき
「ジャンプした!」「あ、落ちた〜!」にぎやかな声と笑い声。特に印象的だったのは、要介護5のN様。普段は静かに過ごされることが多い方ですが、この日はスタッフと一緒にコントローラーを握り、画面をじっと見つめながら一生懸命に操作を楽しまれていました。
プレイ中、ふと見せられたやさしい笑顔に、スタッフ一同の心があたたかくなりました。
■ レトロゲームは“心のリハビリ”
昔を思い出す力、懐かしい音や手の感覚がもたらす刺激。「心のリハビリ」にもつながっていると実感しています。
世代を超えて愛されたファミコンが、ここパールヴィラ太宰府で再び笑顔を生み出している。想い出や時の流れを感じました。
【こころに届く思い出す】
私たちは、五感と心に響くアクティビティを日々工夫しながら、ご入居者様一人ひとりの「人生の彩り」を大切にしています。
今後も「懐かしい」「楽しい」「またやりたい」そんな瞬間をたくさんお届けできるよう、さまざまなプログラムを導入してまいります。ご期待ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿