2024年12月29日日曜日

年末年始に家族で話し合うテーマ ~親の介護に向き合う~

年末年始は、普段離れて暮らす家族が一堂に会する貴重な機会です。この時期に久しぶりに会う親の様子に変化を感じたり、介護について話し合ったりする場面が増えるのではないでしょうか。特に、高齢の親の生活や健康状態に気づきを得ることで、介護や住環境について考えるきっかけになることが多いものです。 「年末年始に気づきやすい親の変化」 認知症や身体の衰えに伴う生活の変化は、家族が見逃せない重要なサインです。例えば、以下のような問題が挙げられます。 ・つじつまがあわないため日常生活の混乱がみられる:人間関係のトラブルがでている ・金銭トラブル:支払いの忘れや過剰な買い物が目立つ。 ・火の取り扱いミス:コンロを消し忘れる、調理を放置するなど危険な行動。 ・薬の管理不足:飲み忘れや過剰服用が発生する。 ・日付や曜日を理解できなくなる:排泄の失敗、自力での入浴困難。 これらの変化は、親の生活や安全に関する課題を浮き彫りにし、家族としても対応策を考えるきっかけとなります。 <老人ホームを検討する3つのステップ> 親の安全で安心な生活を守るために、老人ホームを選ぶ流れをご紹介します。 1. 予算の確認 入居時に必要な費用や月額料金を把握しましょう。年金や貯蓄、家族の支援を含め、どのくらいの予算が可能か明確にすることで、選べる施設の範囲がわかります。 2. 地域の絞り込み 家族の住まいや勤務先との距離、周辺環境、交通アクセスなど、親だけでなく家族全体が便利で負担の少ない場所を選びます。 3. 施設の選定と見学 パンフレットや資料を取り寄せた後、実際に施設を訪れ、施設内の雰囲気やスタッフの対応を確認することが重要です。居住者の表情や日々の活動の様子も判断材料になります。 ご家族の皆様と大切な時間を共有する年末年始。未来の生活について話し合い、親御様が安心して過ごせる環境を家族皆で見つけましょう。 それでは、また

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