2024年3月15日金曜日

「住み慣れた施設で最期まで暮らすということ」

昨今、有料老人ホームを選ぶ際に看取りができるかどうかを重視するご家族様が増えています。現代社会では、老衰による死亡率の上昇に伴い、多くのご家族様が生涯の最終段階をパールヴィラ太宰府での生活を望まていらっしゃいます。 パールヴィラ太宰府では、ご家族様が大切な親御様との最期の時を共に過ごせるように、全力で支援することを最優先にしています。この取り組みが評価され、福岡県筑紫保健福祉環境事務所主催で行われた「看取りについての事例発表会」でパールヴィラ太宰府での看取りについて発表をしました。 施設での看取り体制は、医師と家族間での医療方針に関する話し合いからスタートし、状況の変化や必要な医療措置についての意思確認を行います。食事摂取の困難やADLの低下などの状態悪化時には、訪問診療医との話し合いが行われ、ケアマネージャーも同席します。 パールヴィラ太宰府での看取りの指針について説明しご家族様の希望書の提出を経て看取りが開始されます。担当者会議を通じて、訪問診療医、ケアマネージャー、看護師、介護士、福祉用具専門員で看取り支援計画を進めていきます。 すべての人にとって死は避けられない現実であり、これは私たち自身、ご家族様の人々にもあてはまります。看取りに際して、ご家族様の関わり方には積極的なケースとそうでないケースが存在します。介護の専門家である私たちは、ご入居者様が入居なさった時から、その方の人生の一部となっていることを自覚し尊厳を重んじ、可能な限り寄り添っていきたいと思います。 それでは、また

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