2025年6月30日月曜日

「もう一度、自分の足で立ちたい」100歳目前リハビリ物語

「もう歩けないかもしれない」「年齢を重ねても、もう一度チャレンジしたい」100歳を目前にしたN様はパールヴィラ太宰府に入居され早13年経たれます。


N様は、左右の大腿骨や脊椎の骨折などの影響により、半年前は立ち上がることすら難しく、ベッドへの移動やトイレ動作にも多くの介助が必要な状態でした。


介助のたびに「ありがとう」と感謝の言葉を述べられ「もっと自分でできるようになりたい」「リハビリを頑張りたい」意欲的な気持ちを日頃から言葉にされています。


リハビリだけでなく、体操や集団での運動にも積極的に参加されています。その意欲に応えるべく、筋力強化や動作の手順習得に重点を置いたリハビリを継続した結果、わずか1ヵ月で平行棒を使って自ら立ち上がることができるようになり、さらに30秒間の立位保持も可能となりました。


笑顔も増え、平行棒内での歩行練習にも意欲的に取り組まれています。もうすぐ100歳を迎えられますが、「まだまだ運動にチャレンジしたい」と力強く話されるその姿に、私たち職員も大きな励ましをいただいています。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿