「もし明日から親の介護が始まったら、あなたは“だれに”どのように伝えますか?」介護はある日突然やってきます。介護認定や訪問調査の“ちょっとした工夫”を知っているかどうかで、受けられる介護サービスの質が大きく変わるのをご存じでしょうか?。
介護認定は、地域包括支援センターへの申請から始まります。訪問調査員が自宅を訪れ、たくさんの質問します。このとき本人が「迷惑をかけたくない」と元気に振る舞ってしまい、実態より軽く判定されるケースが少なくありません。
そこで今回は、これまでの勉強会の資料ともとに介護認定についてまとめたものをご紹介します。
① 訪問時間はできるかぎり夕方を希望する
午前中は元気に見えても、夕方になると疲れが出やすいのが高齢者の特徴。夕方の訪問を依頼すると、普段の介護の実態を伝えやすくなります。
② 主治医の「意見書」をしっかり依頼
判定は医師の意見書が大きな鍵。親の今後の生活を守るために必要なサービスを受けたいと伝えると、協力を得やすくなります。
③ メモや日記でありのままを伝える
親の前で説明しにくい内容は、あらかじめメモにしておいて当日調査員に渡すことおすすめします。
④ スマホで“ありのまま”を記録
夜間の徘徊や問題行動は調査では伝わりにくいもの。写真や動画で残して調査員に見せる方法も。
⑤ 「区分変更申請」で再挑戦
思いもしない入院などで容体が急変した場合、更新を待たずに再申請することもできます。
⑥ 「暫定ケアプラン」で前倒し利用
認定が下りる前でも、暫定プランを作成してサービスを受けられる場合があります。
⑦ 「親を守るため」という表現で統一
「介護を放棄したい」ではなく「親を守るため」と伝えることで、医師や調査員の理解を得やすくなります。
⑧ 調査前に掃除はしない
実態を伝えることが最優先。きれいに整えてしまうと、必要な支援が届かない恐れがあります。
介護認定は、ただ申請するだけでは不十分です。準備と工夫次第で、親と自分を守る介護サービスにつながります。現状をより正しく伝えるために記録を残すようにしましょう。
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